バーベキュー懇親会やテント泊キャンプについて

こんにちは、実行委員長です。

今回の WordCamp(ワードキャンプ) では、男木島灯台キャンプ場でのキャンプを行います。キャンプは、カンファレンスが終わった後、会場となる体育館から徒歩30分ほどのところにある男木島灯台のふもとのキャンプ場で開催となります。この投稿では、その概要、実行委員会として認識しているリスクやそのヘッジについて、また、参加検討に際しての気になるところをお伝えします。質問も随時受け付けています。

「リアル」キャンプって?

WordCampというイベントに初めてふれる方にとって、ちょっと紛らわしいところなのですが、通常、WordCamp イベントではテント泊はしません。WordCamp 男木島では、宿泊場所の確保ができない、そもそも面白そう、灯台も見れるし熱いじゃないか、ということからキャンプ(野営の方の)もやっちゃおうということになりました。“キャンプ” とはもともと野外活動のことですが、同じ目的を持ったたくさんの人たちが集まることもキャンプと言うそうです。野球のキャンプや、ブートキャンプ(軍隊式トレーニング)など。WordCamp のキャンプもこの意味ですね。まぎらわしいので、スタッフはリアルキャンプと呼んでいます。

男木島灯台キャンプ場

男木島灯台キャンプ場は、集落から徒歩30分ほどのところ、島の北側に位置しています。

キャンプ場には、トイレや水道などキャンプに必要な設備が整っています。

男木島灯台キャンプ場を俯瞰で見たところ。

会場から約1.7kmと距離がありますので、カンファレンスが終わったら、まずは、自然の中のウォーキングを楽しんで下さい。暑い時期ですので、道中の水分補給も忘れずに。目的地には冷たい飲み物も用意しています。

ところどころ、こんな看板があります。

バーベキュー懇親会について

キャンプの楽しみといったら、バーベキューやキャンプファイヤー。

夕飯はこんな感じになります。実際にテストをしてきたのですが、控えめに言って最高すぎました。

キャンプ場は島の西側の浜に位置しているので、沈んでいく夕日を見ながら美味しいバーベキューを食べたり、暗くなったらキャンプファイヤーを囲んで思い思いの時間を過ごしてください。WordCampを通して初めて会った人ともきっと会話が弾むと思います。

周辺の情報

キャンプ場は男木島灯台に隣接しており、そばには男木島灯台資料館があります。時間のある方は翌日などに見学してみるといいかもしれません。

登山道を通って山を登ると見晴らしを楽しめるほか、ジイの穴やタンク岩といった奇岩・奇勝もあります。

テントについて

テントはいわゆる普通のキャンプ用のテントで、実行委員会での用意があります。自前のテントの持ち込みも大きさによりますが可能ですので、チケット購入時のアンケートでお知らせください。

テントの中はこんな感じでした。子どもも赤ちゃんも大丈夫でした。当日は夏ですので、毛布ではなくタオルケットになります。

テント割については実行委員会におまかせいただきます。申込者の様子を見て、家族は一組にまとめるなどのパズルをやります。特別な配慮が必要な方は申込時の備考に記入してください。

食事について

食事は夕飯BBQと朝ごはんのホットドッグを予定しています。お昼以降は、事前準備か、ご自身で島内の飲食店や高松で確保をお願いします。

朝ごはんはホットドッグを予定しています。缶コーヒーを熱して飲んだのですが、写真忘れました。

リスクや注意点

移動について

男木島の集落からキャンプ場までの移動は、実行委員の指示に従ってください。出発時と到着時の点呼、車による先導など、事故のないように工夫をしています。普段から観光客も歩いているところですので、すごく危険な場所ではありませんが、大人数で楽しく移動していると、注意不足になったりしてしまうものです。

キャンプ場のエリア外の危険について

男木島沖は海流が速く、アカクラゲ(刺されるとかなり痛い)が漂っていたりしますので、キャンプ場周辺の浜辺で泳ぐことはできません。実行委員会としてイベントの責任を負うのはキャンプ場施設のみとさせていただきます。夜には浜辺へつながる扉を閉めようと思っています。

また、隣接する山地にはイノシシが住んでいて危険ですので、夜にキャンプ場から離れて山へ入ったり、実行委員の用意する車の先導時以外に集落へ戻ったりすることはできません。また、隣接する浜辺などのキャンプ場の敷地外についてはテントを張ることはできません。

男木島の小学生が習うイノシシ遭遇時の合言葉。「お尻を隠してあとずさり」。

虫対策について

自然の中ですので、虫はいます。蚊やブヨに刺される可能性がありますので、虫よけ、蚊取り線香やベープ、虫刺され時の薬は実行委員会でも用意していますが、最低限のものは参加者にも用意していただければと思います。

そのときどきの天候にもよりますが、蜂がいる可能性があります。黒い服や帽子などは避けたほうが懸命です。ポイズンリムーバーや抗ヒスタミン薬を用意していますが、病院まではもっとも早くても、車で10分かけて集落まで戻り、そこから救急艇、あるいは海上タクシーでの搬送になることを胸に留めておいてください。また、夜になると車での移動にも時間がかかります。

蛾などの害虫もいるでしょうが、我慢しましょう。朗報としては風が吹いていると虫は少なくなり、快適に過ごせます。

虫が苦手で楽しめないという方は、高松で開催される高松懇親会にご参加ください。こちらも楽しくなるよう、がんばっています。

暑さ、寒さ対策

夏ですので昼間は暑いです。日中からきちんと水分補給をしてください。反対に夜は7月であっても寒さを感じることがあります。特に、汗や夜露、水などで濡れてしまって風が吹けばかなり寒くなることもあります。コットン製品は水を含むと乾きませんので避けてください。化繊のものを推奨します。

その他服装

ハイヒールやビーチサンダル、革靴などは向きません。歩きやすく、水を通しにくいものをおすすめします。下着などの着替えも必要になりますので、よろしくお願いします。

上記の事柄は、実行委員と参加者が注意をすることで防ぐことができる危険です。自然が相手ですので舐めてかからないようにお願いします。子どもたちも参加しますので、大人は自分の安全と、全員の安全を意識して、楽しく過ごしましょう。

色々な制約がありますが、工夫をこらしたり、自然の怖さを知ったりすることも、キャンプの楽しさの1つです。備えあれば憂いなし!

設備

シャワーは男女2つずつありますが、出るのは水です。トイレは女性個室が2つ、男性個室が2つ、男性小便器が3つです。水は水飲み場と水道から出ます。

水シャワー、暑いので大丈夫かもしれませんが、体を冷やさないようにしてください。また、タオルなどは持参になります。着替えるための場所はありませんので、テントのなかでお願いします。

持ち物はどうなる?

現在リストアップの途中です。実行委員会で用意するものもあれば、持ってきていただくものもあります。今後のお知らせをお待ちください。

チケットについて

チケットは peatix というウェブサイトで販売いたします。「バーベキュー懇親会(宿泊なし)」という懇親会のあとテント泊をせずに徒歩で帰るチケットと、「バーベキュー懇親会+夜キャンプ」という朝までコースのチケットがあります。チケットがない方の参加については、通常のイベントに比べて融通がものすごく利きにくいです。食べ物の量やテントの位置という理由もありますが、一番大きい理由は安全管理です。名前や連絡先がわからない人がいたり、想定よりも多くの人数がいることがリスクだからです。

雨について

実は、実行委員会でバーベキューと宿泊のテストをしたとき、大雨が降っていました。雨が降ってしまった場合、残念ながらバーベキューもテント泊も中止の予定です。中止になってしまった場合の宿の手配など、実行委員会で現在対策を検討中です。詳細が固まり次第ご案内を致します。

スタッフ一同、皆さんが素敵な時間を安全に過ごすことができるよう、現在企画を進めていますのでお楽しみに!

WordCamp Ogijima 2018 is over. Check out the next edition!